歯やあごの状態を詳しく調べるため、写真(歯列、顔)、レントゲン撮影・歯型などをとります。必要に応じてあごの動きの検査なども行います。また、むし歯にかかり易いか否かの検査もします。
患者さんの現在の口の中の様子について、又、治療する場合は方法・期間・治療費についての説明をします。矯正治療に伴うリスクの説明も受けて下さい。
矯正治療に先立ち、歯ブラシをしっかり使えるよう練習してもらいます。位相差顕微鏡(マイクロスコープ)を使ってお口の中の細菌が動いている様子なども確認します。歯みがき指導は治療期間中を通して行い、虫歯や歯周病の予防につとめます。
いよいよ、矯正装置を使って治療がはじまります。矯正装置には沢山のものがありますが、大別して取り外しの効かないもの(固定式)と自分で取り外し出来るもの(可撤式)があります。小さい子供の治療の場合は取り外し出来る装置を用いてあごの成長のコントロールや永久歯の萌えるスペースの確保などを行い、永久歯に萌え代わるのを待ちます。永久歯に萌え代わると、細かい歯のコントロールをする為に固定式の装置が使われます。通院は3〜4週間に1回で2年前後かかります。
歯並びがきれいになると固定式の装置をはずしますが、歯が元に戻らないようにするために保定装置(可撤式のものが多い)を使ってもらいます。通院は4ヶ月に1度程度ですが、2〜3年必要になります。
保定装置をはずした後も1年に1度程度、定期検診をうけるのが理想的です。後戻りが無いかだけでなく、むし歯がないか?歯周病の心配はないか?など定期検診を行い、早期発見・早期治療につとめましょう。